秋田の特産品をご紹介します。
米どころであり、酒どころ。 お米では「あきたこまち」が有名。もちもちとした食感は高い評価を得て今やコシヒカリにならぶブランド米です。
きりたんぽは、もともと県北の食文化であるが、現在は秋田の代名詞として有名となり、全県で食べられるようになった。きりたんぽ鍋の出汁の多くは比内地鶏(天然記念物比内鶏の改良品種)で取っている。
魚はハタハタを大量に消費し、一時は絶滅寸前まで追い込んだが(1980年代後半頃~2000年代前半頃)、禁漁や漁獲制限などを経て現在では資源が回復しつつあり、再び食卓に並ぶようになった。ハタハタの卵をブリコという。また、ハタハタの魚醤をしょっつるといい、鍋料理が有名。ハタハタをすしにした鰰寿司も祝の席などで食べられている。
他に、とんぶりやじゅんさいなどの珍しい野菜も食べられている。一部の地域では納豆に砂糖を入れたり、赤飯にも多く砂糖を入れて作るなど甘みの多い味付けをする所もある(特に県南部で顕著である)。ひきわり納豆の消費も多い。イナゴを佃煮などにして食べる食習慣もある。

あきたこまち
あきたこまちとは日本のイネの栽培品種の1つである。1984年に秋田県の奨励品種に採用された。
秋田県が独自の良食味品種を目指して開発した品種であるが、そもそもの由来が福井県交配種子を用いて育成されたため、種苗法による品種登録はされていない。そのため、知的財産としての裏付けはなく、隣県の岩手県をはじめ、関東、中四国、九州地方まで広く栽培されている[1]。1991年には作付面積10万haを越え、以降は作付面積2-4位と上位を維持している。2005年度の作付面積は約13万ha、順位は第4位である[2]。東北地方に限れば、ひとめぼれについで作付面積2位である。
味の特徴は、一言で言うともちもちとした粘りのある食感。もち米のように粘りがあるのでおにぎりなど冷めてもおいしいと評価されている。

きりたんぽ
たんぽ
切る前の段階でのきりたんぽのことをさし、ほとんどの人がこれを「きりたんぽ」と思い込むが、切っていないので「たんぽ」という。「たんぽ」とは本来、稽古用の槍につける綿を丸めて布で包んだものを指し、杉(秋田杉)の棒に、半殺し(半分潰すという意味)のご飯を巻き付けたところがたんぽをつけた槍(たんぽ槍)に似ていることからその名が付いた。
みそつけたんぽ
焼いたたんぽに味噌を塗って食べるもの。みそたんぽとも呼ばれる。
きりたんぽ鍋
鶏(比内地鶏)のガラでとっただし汁をベースに、こいくち醤油、酒と砂糖(または味醂)で醤油ベースのスープを作る。煮え難い順に、ゴボウ、(しらたき)、(サトイモ)、(卵巣を含む鷄モツ)、マイタケ(金茸、銀茸)、比内地鶏、(つみれ)を並べ中火で煮立てる。きりたんぽとネギを入れ、味が染みる直前でセリを投入する。セリに火が通ったら完成。(カッコ内はオプションとして好まれるもの)
比内地鶏が品種開発される以前は比内鶏のものを用いていた。比内地鶏が手に入らない場合はブロイラーのトリガラ、もも肉、鳥皮、ネクタイ(首の肉)で代用すると良い味が出る。
基本的に鷄ベースのキリっとした醤油スープ。具材については邪道とされるものがいくつかあり、甘味と水分が多く出る白菜、風味が変わってしまう魚肉(竹輪などの練りもの)、匂いが変わるニンジン、風味が変わるシイタケは入れない。基本はゴボウ、鷄肉、マイタケ、ネギ、たんぽ、セリの6種である。

比内地鶏
比内鶏(ひないどり)は、秋田県北部の米代川流域を中心に、古くから飼育されてきた家禽。
日本各地の地鶏は、「東南アジアや中国などの近隣諸国から渡ってきた鶏が、自然交配して形成されていった」と考えられているが、比内鶏は縄文時代以前から比内地方(現在の秋田県)に存在した、日本固有の種である。
体の特徴は、首が長く鶏冠は小さい。野鶏に近く、品種改良もされていない貴重な存在であるため、1942年(昭和17年)7月21日には、国の天然記念物に指定された。 それにより、食用にできなくなってしまい、比内鶏の特長を受け継ぐ、比内地鶏が開発された。 と一般には言われているのだが天然記念物を食用にすることは禁止はされていない。 たとえば同じ天然記念物であるシャモやウコッケイは普通に食用にされている。
比内地鶏を販売している飲食店で「比内鶏」と表示した看板を掲げている所は多い。
比内地鶏にちなんで、毎年1月最終土曜・日曜日に、大館市立比内グラウンドにて「比内とりの市」が開催されている。神事から展示即売までさまざまなイベントが行われ、中でも長さ15メートルの鉄の棒に比内地鶏を串刺しにして丸焼きにする千羽焼きは圧巻。

ハタハタ
ハタハタ(Arctoscopus japonicus、鰰、英名:Sailfin sandfish)とはスズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属する魚である。別名:カミナリウオ。体長20cm程になり、水深0~約550mまでの泥や砂の海底に生息する深海魚である。生息域は太平洋北部、特に日本海、オホーツク海、アリューシャン列島など。
秋田県の県魚である。主に食用で、しょっつると呼ばれる魚醤で親しまれる。
体は体高が高く、左右に扁平でうろこがない。大きな口が上向きに斜めに付く。口には小さな歯が並ぶ。鰓蓋に5本の鋭い突起がある。背ビレは前部と後部が完全に分かれ、かなり離れている。尾ビレ、胸ビレが大きい。特に胸ビレは非常に大きい。浮き袋がない。昼間は泥や砂に埋まって目や背ビレだけを出して隠れ、夜に行動する。
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